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部下には成長してもらいたい、いい仕事をしてもらいたいと俺は常に思っている。このコラムを俺が書いているなんで誰も知りはしないからはっきりと言うが、俺は会社と部下を結構大事に思っている。
独りよがりだと言われれば、俺はぐうの音もでず、黙ってしまうが、とにかくそうなんだ。なのに毎年、部下は俺を「嫌いです」と言いに来る。
実は先日も、その嫌な儀式が行われた。「部長(わが組織にはそんな役職はないが、仮に部長とさせてくれ)、お話があります・・・」
もう俺はピンと来ていた。何度となくこの嫌な儀式をくぐってきた...
俺に話を持ってきた時点でだいたいは気持ちは固まっている。ここから考え直させるには相当な労力がいる。
しかももっと課長や次長がいるだろうに直接言ってくるケースが多い。俺に言ってたら、カウントダウンが始まってしまうだろうが!!
「悲しいよ ハニー」と今日も妻に愚痴を言う羽目になるのか、そんなことを考えながら俺は内心の荒れ狂う荒波を隠し、やさしく微笑み、「どうしたんだ、事情を話してごらん」などど、ナイスな30代後半を演じる。
もうその時点でもしかしたら涙目になっているかもしれない。そんな俺に部下たちは...
退職のためのその1 退職の届と辞表は違う。辞表は役員が書くものと覚えよ。辞表なんて書くと笑われるぞ!!
退職のためのその2 退職願いと退職届は違う。「願い」は申請、「届」は最終兵器、これは会社は拒否は概ねできない。
だから、いきなり退職届を持ってくるのは頼むからやめてくれ。「離婚届」みたいなもんだ。
一般的には「退職願」を提出することが望ましい。しかも今回の様に退職の届を(退職願)を出す前に口頭で申し出をした穂が望ましい。
ちなみに労働契約上期間の定めがあるものは一方的に退職を申し出ることはでき...
退職のためのその3 退職願いを書いてみる。便箋と封筒を用意せよ。白が宜しいと思う。ペンは当然黒。赤や黄色を選択する奴がいたら、そいつはもはやアートの世界で生きたほうがいい。
そしてまず、ほぼ100%いきなり間違う。封筒に「退職願」と書き、便箋、左から○○会社社長 ○○殿 と書かれているケースが多いが!便箋の書き出しは「退職願」だ!!バカヤロ~!

そのあとが特徴的だが、手書きで縦書き。書き出しは行の一番下から、「私事」と書くんだ。いろいろと書き方はあるが、私事がもっとも一般的だろうな。一番下から...